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2025/03/05
情熱大陸 「岡田准一」後編
「無茶をすることで救われる」 着実に、過剰に…30年目の現在地 「心が燃えるかどうか」 「無茶をすることが自分の救い」 この時代に?と思わずにはいられない言葉が、岡田准一の口癖だ。 アイドル、俳優、アクションスター・・・いつも何かに挑むのは、面白いものを作ることだけが自らの支えだと信じているからという。 新たな挑戦は、主演・プロデューサー・アクションプランナーという一人三役の大仕事。Netflixで世界配信される大作だ。「日本だけでなく、世界でもヒットするコンテンツを作りたい」。強い思いが、異様な熱量の現場を生み出す。とりわけこだわるのは、アクションシーンをワンカットで見せること。世界を驚かせるには従来の撮り方ではダメだが、それは生易しいものではなかった。 撮影現場を仕切る岡田のアクション演出には、手練れの殺陣師やアクションマンたちも舌を巻く。土台となるのが、ブラジリアン柔術を始めとした武術を体得してきたこと。戦いのリアリティと、14歳から30年かけて培ってきたエンターテインメントの感性を融合させた、唯一無二のアクションが生まれる。 その関心はジャンルを超える。日本の伝統技術を世界に知ってもらいたいと、全国各地を飛び回ってはその魅力を伝えていくプロジェクトまで立ち上げようとしている。 7か月にわたる取材中、岡田は何度も時間をとって話をしてくれた。インタビューだけでも10時間。以前の所属事務所からの独立など、ここのところ大きな変化の中にいた。「普通に生きるのがテーマ」とも語る44歳の、着実で、ときに過剰な生き方を見つめた― PROFILE 1980年11月18日生まれ、大阪・枚方市出身。 1995年、14歳でアイドルグループの最年少メンバーとしてデビューした。アイドル活動のかたわら、「木更津キャッツアイ」、「永遠の0」といった話題作に出演。「SP」、「図書館戦争」、「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」などでは本格的なアクションを披露した。時代劇作品にも数多く参加、2014年には大河ドラマ『軍師官兵衛』で主演をつとめた。 21年、所属アイドルグループの活動に幕を下ろし、23年に前事務所を退所。同年に芸能事務所「AISTON(アイストン)」を設立した。 番組HP
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2025/03/05
妻亡きあとに〜近藤正臣 郡上八幡ひとり暮らし〜
青春ドラマ『柔道一直線』でブレイクし、大河『龍馬伝』・朝ドラ『カーネーション』など 数多くの作品で活躍した昭和・平成の名俳優・近藤正臣(83)。 40代で訪れた岐阜・郡上八幡の自然に魅せられ、8年前に妻と移住。 釣りをしながら穏やかな晩年を過ごす…はずだった。 その後、妻が認知症を発症。 里山でひとり、ワンオペ介護に追われるなか、自身も腰の手術を受けるなど、過酷な日々を送る。 そして一昨年、56年間連れ添った最愛の妻を亡くし、一人暮らしに…。 伴侶を失った高齢者は、その後の人生をどう生きるのか。 番組では、83歳の近藤が向き合う「老い」と「孤独」に長期間密着。 深い喪失感を抱えながらも、郡上八幡の自然や地域の人ととともに、 自分らしい生き方を模索し始める一人の老齢男性の日々を見つめた。 番組HP Yahoo!ニュース 『妻亡きあとに ―近藤正臣 郡上八幡ひとり暮らし―』 ■3月20日(木祝) 午前8:00~8:59 【BS】 ■3月22日(土) 午後6:30~7:29 【BS4K】